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TI社製WEBENCHを使って簡単電源設計!(2/2)

[最終更新日 : 2016/11/25]


さまざまな情報を確認しよう

WEBENCHの機能として、電源ツリーや総効率の情報以外にも、参考回路図の表示や、部品リスト、各種シミュレーション、回路図CADデータなどのエクスポートなどがあります。非常に多くの機能があるので紹介しきれませんが、ここでは各種シミュレーションの機能について紹介したいと思います。

まず、画面上部にある「4.電源」ボタンをクリックしましょう!

これをクリックすると、下記のような画面が表示されると思います。

ここから先ほど挙げた様々な情報を確認することができます。

シミュレーションを実行してみよう

まずはシミュレーションを試してみましょう。

画面上部にある「シミュレーション」ボタンをクリックして、シミュレーションの画面に切り替えましょう!

シミュレーションにはBode Plot、Load Transient、Input Transient、Steady State、Start Upのタイプが用意されています。今回は「Startup」を選択します。選択したら「新しいシミュレーションを開始」ボタンをクリックするだけです。

シミュレーションの実行にはしばらく時間がかかりますので、終了するまで待ちましょう。

終わると、画面の右部分にシミュレーションの結果が表示されます。下記の例ではVInに24Vを投入してから4msecほどでVOutが12Vに安定することが分かります。

熱特性シミュレーションを実行してみよう

次は熱特性シミュレーションを見てみましょう。画面上部にある「熱特性」ボタンをクリックして熱特性シミュレーション画面に切り替えられます。

 

 

熱特性シミュレーションの各パラメータを入力したら、画面右にある「シミュレーション実行」ボタンをクリックしましょう。

実行すると画面が切り替わり、シミュレーションの一覧が表示されます。ここで「見る」をクリックするとシミュレーションの結果を確認することができます。

結果ではレイアウト上のどこが熱をどのくらい発するかを視覚的に確認することができます。ただ、初期状態では温度のスケーリングが合っていないため、分かりづらいかもしれません。その時は温度バーのスケーリングを変更してください。

最後に・・・

今回はWEBENCHを使った電源設計、シミュレーションを試しましたが、いかがでしたでしょうか?

前にも挙げたとおり、WEBENCHには紹介したもの以外にもたくさんの機能が用意されており、全てを紹介しきることができません。ただ、その豊富な機能を使うことで部品選定にかかる時間、設計工数などを短縮し、開発者の負担軽減に貢献することができます。是非WEBENCHを利用して設計、開発のさらなる効率化に役立ててください!

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