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ステップテクニカ技術情報

最終更新日 2018/2/13

”ソイール”リレーの種類や接点について

リレー回路

テレビやエアコンなどの家電製品から産業用ロボット等の産業機械といった、ほとんどの装置に使用されるリレーをご紹介します。

リレーは電磁石を使用したメカニカルリレーの有接点リレーや半導体素子を使用した無接点リレーに分けられます。また、接点は、電流を流すとONになるa接点、電流を流すとOFFになるb接点、電流を流さないとb接点に、電流を流すとa接点に接続するc接点があります。

それでは、産業機器や民生機器など幅広く使われているリレーを紹介します!


リレーの種類について

リレーは、継電器とも呼ばれ、もともとは劣化した信号を中継する用途で使われていたそうです。

制御側に電気信号を入力すると、稼働側の接点がONやOFFになります。小電流から大電流の制御やDC(直流)からAC(交流)を制御することもできます。電気信号で制御するスイッチがイメージしやすいと思います。

リレーには、大きく2種類に分けられます。電磁石を使用したメカニカルリレーの有接点リレーと、半導体素子を使用した無接点リレーがあります。

有接点リレーは機械的な動きでONやOFFを切り替えるため、”カチッ”といった音がします。無接点リレーは、電子の動きでONやOFFを切り替えます。

有接点リレー

有接点リレー例

無接点リレー

無接点リレー例

メカリニアカルリレーは、制御側のコイルと可動側のスイッチで構成されています。

コイルに電流を流すことで、磁力が発生しスイッチのONやOFFを行います。

メカニカルリレー

メカニカルリレーの動作

制御側と可動側間は絶縁されているため、もしも可動側が故障した場合に制御側が電気の影響を受けにくいです。

ところで、リレーの接点は、電源投入前はONでしょうか。OFFになっているのでしょうか。


リレーの接点について

リレーの接点はどのようになっているのでしょうか。メカニカルリレーの動作は、電流投入前後でそれぞれ変わります。

代表的なものとして、接点には3種類あります。

a接点(メイク接点)

制御側のコイルに電流が流れない場合、可動側のスイッチはOFFとなります。

電流をながすと、ONになります。

a接点


b接点(ブレイク接点)

制御側のコイルに電流が流れない場合、可動側のスイッチはONとなります。

電流をながすと、OFFになります。

b接点


c接点(トランスファ接点)

制御側のコイルに電流が流れない場合、b接点につながります。

電流をながすと、a接点につながります。

c接点

  • 備考:
  • NO(Normally Open): 通常時(コイルに電流が流れていない間)はOFFになる端子
  • NC(Normally Close): 通常時は(コイルに電流が流れていない間)はONになる端子
  • COM(COMmon): 相手側の端子


まとめ

簡単にですが、リレーの種類や接点についてご紹介しました。日々の暮らしの中では、あまり意識しないかもしれませんが、ほとんどの装置にリレーは使用されています。

例えば、産業分野ではリモートI/Oで使われています。リモートI/Oについては、エッグさんの『リモートI/Oとは?省配線化&ノイズ対策の2つのメリット』や『リモートI/Oユニットで高信頼性の通信を実現する方法』で紹介していますので是非ご参考にしてください!!

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