ステップテクニカ技術情報

最終更新日 2017/9/25

”ぎゃろ”5分でわかる! HLS推奨回路を紹介【MKY36,MKY37】

こんにちは。ぎゃろです。似顔絵は結構似ていると思っています。

今回の記事ではステップテクニカHLSシリーズの回路設計方法、推奨部品についてご紹介します。HLSの機能や特徴はある程度理解できたけど実際の回路設計はどうすれば良いの?といった問題を持つ方もいると思いますので、基本的な回路構成から推奨部品などについて紹介したいと思います。


基本的な接続方法は?

例として、16bitのユーザバスと接続する方法を簡単に説明させていただきます。

マスタ(MKY36)接続例

まずは、マスターとなるMKY36の接続例です。

MKY36の推奨回路図

  • ① まず、MKY36のWB(バス幅選択端子)をHiに固定してください。Hiまたはオープン=16bit、Lo=8bitとなります。
  • ② ユーザバスのアドレス信号A1~A10をMKY36のA1~A10へ接続してください。MKY36のA0は使用しません。A0は入力端子なので不定なレベルが入力されないようにプルアップまたはプルダウン抵抗を接続する、もしくはVDDまたはGNDへの接続、あるいはユーザバスのA0信号へ接続してください。
  • ③ MKY36のSWPは内部プルアップ端子になるのでオープンまたはVDDに接続してください。
  • ④ ユーザーバスのデータ信号D0~D15をMKY36のD0~D15に接続してください。
  • ⑤ ユーザバスのRD信号をMKY36のRD(リード制御端子)へ、ユーザバスのWRH信号をMKY36のWRH(ライト制御端子)へ、ユーザバスのWRL 信号をMKY36のWRL(ライト制御端子)へ接続してください。MKY36のCS(アクセス制御端子)がLoレベルの時にユーザバスのRD、WRH、WRL信号は有効になります。
  • ⑥ ユーザバスによって生成されるMKY36のメモリ配置を決定する信号をMKY36のCS(アクセス制御端子)へ接続してください。MKY36のCSはLoレベルの時にアクティブな入力端子です。


スレーブ(MKY37)接続例

次にスレーブとなるMKY37の接続例です。

MKY37の推奨回路図

  • ① まず、IA0~IA5でサテライトアドレスの設定を行います。Hiレベルを’1’とし、DipSWなどに接続して設定してください。
  • ② Di0~Di15、Do0~Do15を任意のデジタルI/Oに接続してください。
  • ③ MONはスキャン応答状態を出力する端子となります。LEDを接続しておき、スキャン応答が正常な時に点灯するようなシステムにするとわかりやすいです。
  • ④ TXD、TXE、RXDをRS-485ドライバーに接続し、全二重通信方式と半二重通信方式のどちらかで接続するようにしてください。
  • ⑤ BSP0、BSP1では転送レートが設定できます。DipSW等に接続し、図のように2bitで転送レートを設定してください。


推奨部品について

ステップテクニカICの回路を構成するにあたり、メーカーが推奨する周辺部品がありますので、紹介させていただきます。

  • パルストランス:SPT401-DMX(パイオニクス)
    MKY37接続図のパルストランス部への使用をおすすめします。
  • RS-485トランシーバ:ADM3078E、ADM1485(アナログ・デバイセズ)
    メーカー推奨品となり、実績も多くあります。ADM3078Eが動作電圧+3.3V、ADM1485が+5V仕様です。
  • 発振器:OSP755 / OSP755 / OSP535 / OSP533(パイオニクス)
    全て48MHzのクロックとなります。MKYの駆動クロックとしてお使いください。型番によりサイズと動作電圧が異なります。
  • ケーブル:ZHT/ZHYシリーズ(伸光精線工業)
    ZHTが単線、ZHYがヨリ線仕様となっています。

  • まとめ

    本記事ではざっくりとですが、HLSの代表的な2デバイス(マスタ/スレーブ)の接続方法を記載させていただきましたが、もっと詳細な仕様が知りたいという方は、ステップテクニカのHPにユーザーズマニュアルやテクニカルガイドが完備しておりますので、是非そちらもご覧いただければと思います。

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