メーカーニュース

独自LSI搭載のLTE Cat1+GNSS モジュール発表

2016年11月30日

u-blox は、単一モードのLTEカテゴリー1(LTE Cat1)モデムとGNSS(全地球的航法衛星システム)測位エンジンで構成されるモジュールを発表しました。

下記でも紹介されています。


NANO-S100

この新しいモジュールは、単一モードのLTEカテゴリー1(LTE Cat1)モデムとIoTおよびM2Mデバイスに特化したGNSS(全地球的航法衛星システム)測位エンジンで構成されています。LTEモデム、GNSS(Global Navigation Satellite System) およびモジュール技術はすべて、ユーブロックスの自社開発です。汎用性の高いLARA-R3121は、スマート・ユーティリティ・メーター、コネクテッド医療と患者のモニタリング、スマート・ビルディング、セキュリティとビデオ監視、スマート決済とPOSシステム、さらにはアクション・カメラなどのウェアラブル・デバイスといったIoTアプリケーションに最適です。

「市場に出回っているほとんどのIoTモジュールは、ハンドセットにフォーカスしたシリコン・ベンダーが開発したLTEモデム技術を使用しています。これらのモジュールは、Tier 1のハンドセット・メーカーをターゲットとした機能に重点を置いており、ライフサイクルが短いという制約があるため、IoTアプリケーションに最適なモジュールとは言えないかもしれません。しかし、LARA-R3121は違います。産業市場向けに開発した機能と技術を備えています」と、ユーブロックスの共同設立者であり現在は執行副社長(セルラー製品&IC設計)のAndreas Thielは述べています。「ハードウェアとソフトウェアのすべてを単一のサプライヤーが開発し、LTE Cat1モデムとGNSSエンジンを搭載した唯一のセルラー・モジュールです。私たちはIoT市場に注力し、「IoTファースト」のアプローチをシリコン設計にもたらしています。」

LARA-R3121は、24×26mmの小型LARA LGAフォーム・ファクターで提供されるため、コンパクトなIoT機器に最適です。パッケージが標準化されているので製造の自動化が容易です。また、LTE Cat1と2G/3Gフォールバックのマルチモードをサポートするu-blox LARA-R2シリーズとピン互換性があります。これは、IoTとM2Mに特化した設計で柔軟性の高い自社開発のソフトウェア定義モデム・アーキテクチャであるUBX-R3 LTEモデム技術のプラットフォームをベースとしてモジュールを作成するというユーブロックスの長期戦略における初のランドマークです。

自社開発によるお客様へのメリット
LARA-R3121のモデム、測位およびモジュールの基本コンポーネントは、先進機能を自由に開発できる自社開発であり、エンドツーエンドのセキュリティと製品品質の全面的な管理が可能であると同時に、多くのIoTアプリケーションで必要とされる製品の長期的可用性を確保することができます。モデム技術とGNSS技術もすべて自社開発なので、ユーブロックスは開発者に他社にない技術サポートを提供することができます。

LARA-R3121は、無線通信によりファームウェアのアップデートを配信するFOTAに対応しています。また、セキュアブート、セキュアなトランスポート層、セキュアな認証、セキュアなインターフェースとAPIなど、エンドツーエンドのセキュリティ機能も備えています。ユーブロックスの他のセルラー・モジュールと同様にネステッド・デザインに従って設計されているため、移行が容易で、複数のセルラー技術にまたがるシームレスな機械的スケーラビリティにより将来的にも使い続けることができます。

LTE世界への発進
LARA-R3121は単一モードのLTE専用デバイスとして、LTEネットワークが世界中に普及し始めているという事実を有効活用しています。製品が3Gまたは2Gフォールバックを必要とすることはなくなってきているので、必須ではないコンポーネントを取り除き、コストと消費電力を削減することができます。

LTE Cat 1の10Mbps(ダウンストリーム)と5Mbps(アップストリーム)という最大スループットは、高品質のビデオ・ストリーミングに十分なデータ・レートを提供します。

u-blox LARA-R3121モジュールの詳細については、https://www.u-blox.com/ja/product/lara-r3-seriesをご覧ください。

原文

評価サンプル、お見積り、技術的フォロー等のお問い合わせなどはこちらよりお申し込みください