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IDT、業界最高性能の内蔵モデムソリューションでmmWave市場へ参入

2017年02月09日

次世代無線ブロードバンドアプリケーションをターゲットとした
IDTのRapidWaveTM製品ライン

本日、アクセスおよびバックホールにおける無線インフラのキャリアクラス開発向けに、次世代10Gbpsクラス ミリ波(mmWave)モデムを発表しました。IDT® RWM6050 は、高度に集積された業界初のミリ波デュアルモデム(PHY + MAC + ADC/DAC + ビーム フォーミング)で、固定無線ブロードバンドアクセス、WTTx(Wireless To The Edge)、スモールセルバックホール、5G サービスなどの新しいアプリケーションをターゲットとしています。

RWM6050 は、はじめに 57~71GHz 帯での動作をサポートし、将来的に他のマイクロ波およびミリ波周波数帯にサポートを広げる予定です。mmWave RF チップセットと組み合わせることで、マルチギガビットのスループットを数百メートルの距離で実現できます。RFソリューションと簡単に集積できる無線インタフェースにより、高度な構成が可能です。

RWM6050 の主な機能の一部として、デュアルモデムとミックスドシグナルフロントエンドの統合が挙げられます。これらの機能が、コスト効率と電力効率に優れた独自のソリューションを提供します。RWM6050 の各モデムは、ポイントツーポイントリンクおよびポイントツーマルチポイントリンクを形成して、固定無線ネットワークおよび5G/LTE スモールセル向けネットワーク計画およびアーキテクチャを簡素化します。IDTは、顧客に完全なエンドツーエンド ソリューションを提供するために、追加のモデムおよびパートナートランシーバデバイスを発表する予定です。

IDT のコンピューティング&コミュニケーションズ部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャのSean Fanは次のように述べています。「基地局用の RapidIO による他社の追随を許さないリーダーシップをはじめとして、リアルタイムインターコネクトソリューションを実現するIDTの長年にわたる実績と専門知識を活用した、RapidWave 製品ファミリを発表できることを喜んでいます。この製品ファミリにより、IDT は対応可能な市場を大幅に拡大できます。マルチギガビットスピードのブロードバンドワイヤレスアクセスは、無線インフラの時間的要件の厳しいトラフィックに対する現在の帯域の課題に対処できるだけでなく、現在まだ想定されていない新しいサービスも可能にします。」

RWM6050の主な特徴
• デュアルモデム
• リンク適応動作によるマルチギガビットデータレート
• 高度なビームフォーミングによるフェーズドアレイアンテナ
• コンフィギュアブルな無線インタフェース
• 柔軟性の高い変調およびチャネライゼーション
• 統合されたネットワーク同期

RWM6050は、標準的な28nm CMOSプロセスを使用しており、小型19 x 19mm 484-FCBGAパッケージでの提供となります。IDTは、2017年第2 四半期にRWM6050のサンプルおよび開発キットの提供を予定しています。