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業界最高効率ですぐに使える15Wワイヤレス給電リファレンスキットを発表

2016年12月21日

WPC Qi規格1.2.2認証を取得し、87%の効率を実現した、
使いやすいリファレンスデザインキット

本日、高効率な15Wワイヤレス給電リファレンスデザインキットを発表しました。これまで同様、当社のワイヤレス給電キットの特徴である製品サポート資料と使いやすさを提供します。この新しいキットは最新のワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)Qi規格1.2.2に対応しています。コンパクトなワイヤレス給電トランスミッタとレシーバーは、87%の効率で動作し、有線式のソリューションに匹敵する業界最高の性能と、電力損失と発熱を低減し、結果としてバッテリーの充電時間を短縮します。

最新の15Wキットにより、IDTは1~15Wに対応するターンキーワイヤレス給電ソリューションの製品ライブラリを展開しています。この15Wキットは、家庭やオフィス、カフェなどの場所や、タブレット、業務用携帯スキャナー、Bluetoothスピーカー、充電パッドやスマートフォン用ケース、スリーブといった携帯機器用アクセサリなど、高電力伝送の需要が見込めるインフラに最適です。

IDTのワイヤレス給電部門のジェネラルマネージャであるChris Stephensは、次のように述べています。「ワイヤレス給電は、技術採用におけるキャズムを飛び越え、革新的な電子製品の標準機能になってきています。IDTは、技術のキャズムを他の側面から検討します。この高効率の15Wキットは、従来のアプリケーションと最新のアプリケーションにおけるこの技術の統合を簡素化する最新の製品です。IDTのワイヤレス給電チップは、世界で認められているブランド製品の多くに採用されており、現在このキットは、あらゆる規模の企業がワイヤレス給電を導入し、お客様にそのメリットを簡単に提供する方法を示すものとなっています」

充電ケーブルには紛失、置き忘れ、故障などが伴いますが、ワイヤレス給電は、充電ケーブルが不要なため利便性を提供できます。また、この技術は電子機器の防水・防じん保護が確保されるので、充電部分における機械的な故障や損傷の問題も解消されます。これまでIDTは、1~3Wと5Wを対象としたワイヤレス給電キットを発表しています。

新しいキットは、IDT® P9242-Rトランスミッタ、P9221-Rレシーバを搭載しています。柔軟性の高いARMベースのデバイスで、業界最高レベルの統合を組み合わせた高速充電機能を実現します。従来製品同様、15Wキットは迅速な試作が可能なので、エンジニアは数時間のうちに自分の設計にワイヤレス充電機能を導入できます。キットは、提供されるドロップインのリファレンスレイアウトにより、シームレスな統合と最適化された熱設計を提供します。

キットのレイアウトモジュールは、最適化かつ完全に試験済みのBOMが当て推量の部品選定にとって代わる一方で、システムボードに直接組み込むことを可能にします。豊富なデジタルライブラリにより、アプリケーションのボリュームに関わらず、従来の設計とサポートバリアのが解消されます。サポート資料には、ユーザーマニュアル、レイアウトガイド、レイアウトインスタンス化モジュール、回路図、部品表(BOM)、ガーバーファイルなどが含まれます。

来月ラスベガスで開催されるCESにおいて、IDTは「他の側面から見た技術のキャズム」というテーマで最新のワイヤレス給電製品と技術を展示する予定です。CESでのIDTブースは40736です。ぜひお立ち寄りください。

価格と出荷
トランスミッタIC、レシーバIC、予備のコイルを含む新しいワイヤレス給電キットは、標準小売価格$325(トランスミッタとレシーバの場合)でご購入いただけます。

詳細については、IDTのWebサイト(http://www.idt.com/go/wpkits)をご覧ください。