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2段階のドライブ能力を持つ絶縁型ゲート・ドライバの 新製品「ADuM4122」を発表

2019年09月16日

2019年09月16日 – 東京
アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は、より高密度なオートメーションへの移行を進めるお客様向けに、モーション・システムの効率を最大限に向上すると共に、電磁(EM)放射を最小限に抑えられるシンプルなパワー・ソリューションを発表しました。ADuM4122は、iCoupler(R)技術を採用した2段階のドライブ能力を持つ絶縁型ゲート・ドライバで、本製品を採用した設計者は、高効率パワー・スイッチ技術の利点を活用できます。

国際エネルギー機関によれば、電気モーター駆動システムは世界の電力消費量の40%を占めており、モーター効率の向上は経済および環境の面で幅広い恩恵をもたらします。スマート・ファクトリーにおける工業用オートメーションとIoTの普及と共に、最大限の効率が得られるシステムを実現するインテリジェントな技術と機能への需要が増大しています。こうしたニーズに応えるADuM4122は、ユーザ・コマンドによりMOSFETまたはIGBTのオン/オフの高速/低速スイッチングをオンザフライで制御し、この方法でモーターに流れる電流を制御する、業界初のシンプルなソリューションです。

アナログ・デバイセズの、インターフェースおよびアイソレーション技術事業本部のディレクタであるMack Lundは、次のように述べています。「柔軟性と効率は、セキュアなコネクテッド・エンタープライズの重要な2つの要求です。従来の標準的なソリューションは、全ての動作状態においてシステムのEM放射規制を遵守するのに十分なゲート・ドライバ能力を選択する必要があるため、システムがオーバースペックとなり、使い勝手が悪くなる傾向がありました。ADuM4122を採用することで、低速スイッチングと高速スイッチングへの動的な移行が可能となり、効率を犠牲とせずにEM放射を最適化できます。低EM放射と低消費電力の実現のために、性能の低下という代償が不要になります」

新しいADuM4122は、デジタル信号で効率的に2つのスルー・レートを切り替え可能な、2段階のドライブ能力を持つシンプルな絶縁型ゲート・ドライバです。既存のディスクリート・ソリューションや複雑な統合ソリューションには20本またはそれ以上のピンが必要ですが、小型のADuM4122はわずか8本のピンで様々な動作条件に対応します。

ADuM4122は、モーション・コントロール、ロボティクスおよびエネルギーなどの高性能アプリケーションに最適な高いコモンモード過渡耐圧と低伝搬遅延により、システムの機能を更に向上させます。