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F9テクノロジーをベースとした初の高精度GNSSモジュールを発表

2018年05月01日

 u-blox は、機械制御、地上ロボット、高精度無人航空機(UAV)アプリケーション向けにマルチバンドRTK(リアルタイム・キネマティクス)技術を搭載したZED-F9P マルチバンドGNSSモジュールを発表しました。22x17x2.4mmサイズのZED-F9Pは、先日発表されたu blox F9プラットフォームの技術を利用し、数秒で堅牢な高精度測位性能を提供します。


ZED-F9P
ZED-F9P module / 17 x 22 x 2.4 mm

 u-blox ZED-F9Pは、4つのGNSSコンステレーション(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou)すべてのGNSS信号を同時に使用する初のマスマーケット向けマルチバンド・レシーバーです。ZED-F9Pでは、複数の周波数帯域(L1/L2/L5)のGNSS信号とRTK技術を組み合わせることにより、数秒でセンチメートル級の精度を達成することができます。また、多くの衛星信号を受信できるため、都市部などの劣悪な環境でもセンチメートル級の精度を最大限に提供することができます。

 更新レートの高いZED-F9Pは、UAVなど、極めて動的なアプリケーションに最適です。高度なマルチバンドRTKアルゴリズムをチップに統合しているため、追加のハードウェアやサードパーティ製RTKライブラリは不要です。購入後すぐに使え、組み込みも容易なため、開発者のアイデアを迅速に製品化することができます。
 ZED-F9Pは、センチメートル級の測位精度をマスマーケット向けアプリケーションに取り入れる障害となっている「コスト、サイズ、消費電力」という3つのハードルをクリアすることを目的に設計されています。ZED-F9Pは、既存のソリューションと比べて小型で、エネルギー効率が高いため、それらに代わる低コストのソリューションとして、新たなマスマーケット向け高精度測位アプリケーションを可能にします。
 ユーブロックスの測位製品センター、製品管理部門シニア・プリンシパルのMårten Strömは次のように述べています。「新しいZED-F9P GNSSレシーバーは、弊社のNEO-M8P高精度GNSSモジュールの成功を受けて開発されましたが、使用可能なすべてのGNSS信号を利用することによってパフォーマンスをさらに高めています。堅牢で手頃な価格の高精度測位技術を手に届きやすくすることで、技術革新を推進し、新世代の高精度GNSSナビゲーション・アプリケーションを実現できるものと期待しています。」
 エンジニアリング・サンプルの提供開始は2018年7月を予定しています。

 詳細はhttps://www.u-blox.com/en/product/zed-f9p-moduleよりご参照ください。

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