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u-blox F9を発表:堅牢で汎用性が高い、高精度測位技術

2018年02月26日

産業用および自動車用アプリケーション向けの堅牢で汎用性の高い、高精度測位技術u-blox F9を発表

 u‑blox AG は、マスマーケット向け産業用/自動車用アプリケーションを対象とした高精度測位ソリューションを実現するu-blox F9テクノロジー・プラットフォームを発表しました。このプラットフォームは、全地球測位システム(GNSS)技術と推測航法、高精度アルゴリズムおよび各種GNSS補正データ・サービスとの互換性を兼ね備え、センチメートル級の精度を達成します。u-blox F9は、次世代の高精度ナビゲーション、拡張現実、無人車両への道を拓きます。

 「高精度はマスマーケット向けの測位技術における次のフロンティアであり、堅牢でスケーラブルな高精度測位ソリューションを必要としているアプリケーションは無数にあります。u-blox F9は、これらのニーズに応えるハードウェアおよび統合ソフトウェア・コンポーネントを提供します」と、ユーブロックス測位製品センター測位製品開発部門エグゼクティブ・ディレクター、Daniel Ammannは述べています。


F9

 u-blox F9プラットフォームは、マスマーケット向け産業用/自動車用アプリケーションをターゲットとしたユーブロックスの測位モジュールの次世代を支えるものとなります。複数の周波数帯(L1/L2/L5)でGNSS信号を使用することで電離層による測位誤差を補正し、初期測位時間の短縮(高速TTFF)を実現しています。すべてのGNSSコンステレーション(GPS、GLONASS、Galileo、Beidou)から信号を受信できるため、視野内の衛星の数を増やすことによってパフォーマンスはさらに向上します。スタンドアロンのu-blox F9ソリューションはメートル級の精度を確実に実現します。

 u-blox F9が提供するオプションのオンチップ・リアルタイム・キネマティック(RTK)技術を利用すれば、センチメートル級の精度も達成できます。既存のGNSS補正サービス・プロバイダーとのオープンなインターフェースの提供に加え、主要なGNSS補正サービスをサポートし、RTK高精度測位を初めてマスマーケットに投入しました。 低消費電力を重視したu-blox F9プラットフォームは、意図的であるか否かを問わず干渉から保護する妨害電波/スプーフィング検知システムを搭載し、高水準のセキュリティを確立しています。慣性センサーによる推測航法技術は、条件の厳しい都市環境でも高精度なパフォーマンスを実現します。

 このテクノロジーの自動車向けアプリケーションには、ヘッドアップ・ディスプレイ対応の車線レベル・ナビゲーション、車載インフォテインメント・システム、自動走行車および完全自律走行車の前提条件となる車車間・路車間(V2X)通信などがあります。

 産業分野において、u-blox F9は、大型トラックやロボット芝刈り機などの地上走行車やドローンなど、民生用無人車両アプリケーションの普及を可能にします。

 u-blox F9プラットフォームのテクノロジーのメリットを、2月27日~3月1日にドイツのニュルンベルクで開催される「Embedded World in Nuremberg」で展示いたします(Booth #3-139)。製品サンプルは2018年中に提供予定です。

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