メーカーニュース

日本TI、無負荷時ゼロ電力を実現するスマート・ダイオード・コントローラ製品を発表

2015年11月18日

産業用電動工具や車載アプリケーションの逆極性保護向けの、業界初の無負荷時ゼロ電流ソリューション

2015年11月17日

SCJ-15-063                                                                                              
2015年11月17日

日本テキサス・インスツルメンツは、無負荷時電力ゼロで、ショットキー・ダイオードやPチャネルMOSFETよりも高い効率を提供する、業界初のスマート・ダイオード・コントローラ製品を発表しました。新製品の 『LM74610-Q1』は、小型のソリューション・サイズで、より低い消費電力と発熱を提供することから、大電流の産業用電動工具や車載アプリケーションの逆極性保護に最適です。製品の詳細、サンプルやEVM(評価モジュール)のご注文に関しては、http://www.tij.co.jp/lm74610q1-pr-jpをご覧ください。

『LM74610-Q1』は、ダイオードの動作をモデリングしグラウンド電流をゼロにする独自のフローティング・グラウンド・アーキテクチャを内蔵しています。TIの『CSD17313Q2Q1』 NexFET NチャネルMOSFETと組み合わせると、電源と直列接続して逆極性が発生した際にMOSFETのゲートを放電することで、ダイオード整流器が不要になります。また、『LM74610-Q1』 は、2個の代替電源をOR接続して冗長性を実現する場合にも使用できます。製品を逆電圧状態から保護する手法に関してはPRビデオ(英語)をご覧ください。

 

 

LM74610-Q1』の主な特長と利点
・無負荷時電流がゼロであることから、バッテリーの放電を防止、動作時間を延長
・外付けのNチャネルMOSFETによって多様な電流レベルに対応、スケーラブルなソリューションが可能
・45Vの逆耐圧によって、自動車内の過渡電圧に対する保護を提供。ブログ記事「逆極性保護回路を設計」(英文)を参照
・車載アプリケーション向けの4kVのESD(静電気放電)保護で、AEC-Q100 車載規格の認証取得済

 

車載用のオルタネータ(交流発電機)や産業用電源の交流の整流向けには、『LM74670-Q1』 スマート・ダイオード・コントローラ製品を供給中で、『LM74610-Q1』よりも高いゲート駆動電流(70μA)を提供し、最大300Hzの交流信号に対応可能です。

 

 

消費電力30WADAS(先進運転支援システム)を設計
複数カメラ、サラウンドビュー付きの集中処理ADASシステムのリファレンス・デザインである「車載機器に必要な保護回路を内蔵した消費電力30WのADASシステムのシステム・レベルのリファレンス・デザイン」をダウンロードできます。このリファレンス・デザインでは、『LM74610-Q1』と『LM53603-Q1』 3A 同期整流DC/DCコンバータを使用し、逆極性や過電圧に対する保護を提供、自動車のエンジン始動、停止時や、多くのコールド・クランク状態におけるプリブーストが不要です。

 

 

供給、パッケージと価格
現在、『LM74610-Q1』は供給中です。パッケージは3mm×5mm×1.1mmの 8ピンVSSOPで、1,000個受注時の単価(参考価格)は1.25ドルです。『LM74610-Q1』の評価モジュールも供給中です。

 

 

TIの電源管理製品ポートフォリオに関する情報
・TIの リファレンス・デザイン・ライブラリから、電源のリファレンス・デザインを検索、ダウンロードできます。
・『LM74610-Q1』の特性表はこちら

 

 

※NexFETはTexas Instruments Incorporatedの登録商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。