メーカーニュース

日本TI、3Dプリンタやリソグラフィなどのアプリケーション向けに最高速、最高の解像度のDLP®チップセットを発表

2015年10月14日

400万枚以上の微小ミラーを兼ね備え、高スループットのデジタル・イメージング・アプリケーションを実現

2015年10月13日

SCJ-15-050                                                                                            
2015年10月13日

日本テキサス・インスルメンツは、3Dプリンティングやリソグラフィなどのアプリケーション向けに、最高の動作速度、最高の分解能を提供する 『DLP9000X』 チップセットを発表しました。この新型チップセットは、『DLP9000X』デジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD) と、新たに供給される『DLPC910』 コントローラで構成され、連続ストリーミング動作において、既存の『DLP9000』チップセット(*1)と比較して、5倍以上の速度を提供します。現在、このDMDとコントローラは、販売中です。製品の詳細に関してはwww.ti.com/DLPspeedをご覧ください。

『DLP9000X』の代表的なアプリケーションとして、3D プリンティングダイレクトイメージング・リソグラフィ、 レーザー・マーキング、LCD/OLED 修理や、コンピュータ・プレート・プリンタのほか、3Dマシン・ビジョンやハイパースペクトラル・イメージングなどがあります。

 

DLP9000X』チップセットの特長と利点
・TI DLP製品ポートフォリオの中で最高の60 Gbps以上のストリーミング・ピクセル速度を提供、5倍を越える総合露光速度を実現
・400万枚以上の微小ミラーを搭載、『DLP9500』チップセットと比較してプリントヘッドを50パーセント削減すると同時に、1 µm(*2) 未満の印刷図形寸法をサポート
・リアルタイム、連続、高いビット深度パターンにおいて、他に例のないピクセル・ローディング速度を提供
・柔軟な光変調などで使用できるランダム列の微小ミラーのローディング機能を提供
・広く使われている光硬化樹脂や材料と互換性を備えた400 ~ 700 nmの波長に対して最適化
・レーザー、発光ダイオード(LED)やランプなど、幅広い光源をサポート

TIでは、開発各社の革新的な最終製品の市場投入期間の短縮に役立つ、デザイン・ハウス各社による強力なエコシステムを組織しています。この DLP Design Networkは、ハードウェアとソフトウェアの実装、光学系の設計、システム統合、試作、生産などのサービスをサポートする幅広いネットワークや、ただちに使えるソリューション群を、開発者に提供します。『DLP9000X』チップセットは、『DLP Discovery D4100』キットと同一のアーキテクチャを使用していることから、開発各社は『DLP9500』や『DLP7000』の各プラットフォームへの投資を最大限に活用できます。

 

供給とパッケージ
『DLP9000X』チップセット製品は量産出荷中で、販売中です。このチップセットには、『DLP9000X』DMD、『DLPC910』コントローラとDLPR910 PROMが含まれます。『DLP9000X』のパッケージは355ピン・ハーメチックFLSです。『DLPC910』は676ピンBGAパッケージ、『DLPR910』PROMは48ピンBGAパッケージで供給されます。

 

TI DLPに関する情報
・『DLP9000X』 チップセットのビデオ を参照
・『DLP9000X』 チップセットを使った無償のTI Designsリファレンス・デザインである TIDA-00570をダウンロード。このリファレンス・デザインは、独自のステムの開発に役立つ、参考用の回路図やプリント基板レイアウトほかを提供
・Advanced Light Control Getting Startedページを参照して、DLP テクノロジーによる製品開発を開始
DLP Design House Networkを参照

※DLPおよびDLP CinemaはTexas Instrumentsの登録商標です。DLP PicoはTexas Instrumentsの商標です。その他すべての商標はそれぞれの所有者に帰属します。
 

 

RSS配信について
日本TIでは、製品・技術に関するニュースリリースをRSS配信しています。以下のページにある「RSS配信」のコーナーで「日本TIニュースリリース」をクリックしてください。http://focus.tij.co.jp/jp/general/docs/rss.tsp

DLP®テクノロジーについて
1996年以来、テキサス・インスツルメンツのDLP®テクノロジーは、インテリジェントなディスプレイ技術を含め、世界をリードする、さまざまなディスプレイ機器に採用されており、広範な用途において、色彩、コントラスト、明瞭度、輝度の面で優れた特性を持つ高精細な画像を提供してきました。DLPのインテリジェントなディスプレイ機能は、工業製品を含む、車載、医療、コンシューマ・マーケットなどの分野で広範なアプリケーションへの利用を可能にします。DLPテクノロジー採用のアプリケーションは、デジタル・シネマ用映写機(DLP Cinema®)や、大規模ホール、会議室、教室、ホームシアターなどの施設で使われる大型ディスプレイ機器から、手のひらに乗るサイズのDLP Pico®搭載モバイル機器にまで広がっています。すべてのDLPチップには、毎秒1万回ものスイッチングを行う極小ミラーが敷き詰められています。この高速スイッチング・スピードの利点により、DLPは今までにない新たなアプリケーションを実現します。

 

DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp )およびツイッター(www.Twitter.com/TI_DLP )でも発信しています。


(*1) 『DLP9000X』+『DLPC910』のチップセットは、『DLP9000』+『DLPC900』のチップセットと比較して 5倍以上の連続ストリーミング速度を提供
(*2) 『DLP9500』チップセットは200万枚以上の微小ミラーを提供