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超小型・低消費電力アプリケーションでワイヤレス給電の普及を加速するリファレンスキットを発表

2016年05月23日

スマートウォッチやフィットネスモニターなど、各種ウェアラブルデバイスにおいてワイヤレス給電機能を組み込む際の障壁を取り除く、使いやすい高効率リファレンスキット


本日、ワイヤレス給電機能を簡単かつ低価格で小型電子機器に搭載できるようにする、新しいワイヤレス給電リファレンスキットを発表しました。この新しいQiベーストランスミッタ/レシーバリファレンスキットは、スマートウォッチや、ヘッドフォン、ヘルスケア/フィットネストラッカー、ポータブル医療機器など、必要電力3W以下の設計をターゲットとしています。0.5~3Wのアプリケーションに適した新リファレンスキットは、トランスミッタ(P9235A-R)とレシーバ(P9027LP-R)を両方とも含み、3種のコイルサイズを選択できるため、さまざまなアプリケーション、フォームファクタ、電力レベルがサポートされます。

今回の包括的なリファレンスキットは、IDTが昨年導入した革新的な5 W リファレンスキットをベースとしており、迅速なプロトタイプ作成を可能にします。超小型機器を設計する際、わずか数時間でワイヤレス給電機能を組み込むことができます。

IDTのコンシューマ製品部門担当バイスプレジデントであるDave Shepardは、次のように述べています。「IDTは先日、ワイヤレス給電デバイスの累計出荷数が7000万個を超えたことを発表しました。ワイヤレス給電が本格的な普及段階に入ったと言えるでしょう。今後は、スマートウォッチやヘルスケア/フィットネスモニターといった分野でもワイヤレス給電の普及が進むと考えられます。IDTではこれまで、使いやすい5Wリファレンスキットを通じて、専門知識や予算、時間がなくてもカスタムソリューションを開発できるよう、お客様を支援してきました。今回の低消費電力リファレンスキットも、ウェアラブルデバイスの新分野で同様の成功を収めることができるものと確信しています」

リファレンスキット付属のレイアウトモジュールは、システムボードへすぐに転用可能です。BOMは十分な検証の上で最適化されているため、推測ではなく正確にコンポーネントを選択できるようになります。また、広範なデジタルツールライブラリにより、アプリケーションの規模にかかわらず、設計とサポートに関する従来の障壁が取り除かれます。サポートツールとしては、ユーザーマニュアル、レイアウトガイド、レイアウトデータ、回路図、部品表(BOM)、ガーバーファイルなどがあります。3Wで最大80%のシステム効率を達成するこのリファレンスキットは、ドロップイン式のリファレンスレイアウトを通じてシームレスな統合を実現し、最適な熱設計を可能にします。

Digi-Key Electronicsのグローバルセミコンダクタ部門担当バイスプレジデントであるDavid Stein氏は、次のように述べています。「今回の新リファレンスキットにより、Digi-Keyのお客様は、小型電子機器にワイヤレス給電機能を迅速に搭載できるようになります。5Wリファレンスキットと同様、翌日には配送されるため、コンセプトからプロトタイプへの移行を24時間以内に実現できます」

価格と供給
トランスミッタ、レシーバ、追加コイルを含む新ワイヤレス給電リファレンスキットは、出荷を開始しています。参考価格は70米ドル(USD)で、販売パートナーのウェブサイトから直接注文できます。また、認証を受けたお客様向けに、無償サンプルを用意しています。

詳細については、http://www.idt.com/WP3W-RKをご覧ください。また、下記の動画もご覧ください。
ワイヤレス給電リファレンスキットの概要
P9235A-R レシーバ
P9027LP-R トランスミッタ

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