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ブロードバンド市場やCATV市場をターゲットとする新しいRFデバイスファミリを発表

2016年03月08日

超高線形性とGlitch-Free性能によりデータレートの増大に対応する
F1975/F1977 75Ωデジタルステップアッテネータ

IDT ®は本日、RFポートフォリオを拡充する製品として、ブロードバンド市場やCATV市場の厳しい要件を満たすよう最適化された新しいデジタルステップアッテネータ(DSA)ファミリを発表しました。この超高線形性の75Ω DSAは、IDTが独自開発したGlitch-Free™テクノロジーを業界で初めて採用しており、比類のない性能を実現します。

 

IDTのRF部門担当ゼネラルマネージャであるChris Stephensは、次のように述べています。「DSAは、CMTSや、ファイバ配線ネットワーク、HFC配線ノード、CATVのインフラやデータネットワーク装置など、幅広いアプリケーションにおいてゲインコントロールを実現します。IDTの新しいDSAは、最新のDOCSIS 3.1要件など、現在および将来のデータ集約型アプリケーションで求められるデータレートの増大に対応します」

 

F1975F1977は、極めて優れた低挿入損失、低歪みを特長としており、精密な減衰精度を備え、競合デバイスに比べてはるかに大きなパワー処理能力を発揮します。そのため、各種システムのデータレートを高める上で必要とされる性能を実現することができます。Glitch-Free性能により、MSBの遷移時に発生するオーバーシュートやリンギングが抑えられ、75Ωのインピーダンスにより、ターゲットアプリケーションの統合性を容易に高めることができます。また、F1977は、業界初のモノリシックシリコン75Ω Glitch-Free 7ビットDSAであり、業界トップクラスのRF性能を維持しつつ、0.25dBのゲインコントロールを実現します。

 

前述のStephensは、次のように述べています。「DOCSIS 3.1が策定され、ファイバネットワークが拡張を続ける中、データレートの増大はとどまるところを知りません。時代は大きな転換点を迎えており、RFコンポーネントも、これまでとは比較にならないレベルの性能が求められています。IDTが誇るテクノロジーと中核的な技術革新は、次世代システムに必要とされる優れた性能を実現する上で最適です」

 

F1975 F1977のパラメータ

パラメータ F1975 (4x4mm) F1977 (5x5mm) 単位
周波数帯域 5-3000 5-3000 MHz
ビット数/ステップサイズ 6 / 0.5dB 7 / 0.25dB
最大動作電力 28(最大値)  28(最大値) dBm
P0.1dB (1 GHz)  31  32 dBm
挿入損失 (1GHz) 1.2 1.4 dB
リターンロス 18 18 dB
ステップエラー (1 GHz) 0.1 0.1 dB
IIP3 (1 GHz) 64 64 dBm

 

Glitch-Freeテクノロジーを組み込んだ初めてのDSA製品により、IDTは業界を牽引します。IDTが独自に開発し、2012年に特許を取得したGlitch-Freeテクノロジーは、減衰状態間の遷移時に、アンプやアナログデジタルコンバータを損傷から守ります。

 

F1975とF1977は現在、出荷を開始しています。F1975は小型の4×4mm 20ピンTQFNパッケージ、F1977は小型の5×5mm 32ピンQFNパッケージでそれぞれ提供されます。サンプルや量産品の詳細については、弊社営業または下記ページよりお問い合わせください。

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IDTRF製品について

IDTは、小型パッケージで優れた性能を実現する、フル機能の高性能RF(無線周波数)製品を提供しています。IDTのRF信号パスデバイスは、すべてシリコンベースであり、GaAsベースの製品に比べて圧倒的に優れた固有のメリットを備えています。製品ポートフォリオとしては、RFミキサー、固定ゲインアンプ(FGA)/可変ゲインアンプ(VGA)、デジタルステップアッテネータ(DSA)、復調器、ブロードバンド変調器、RFスイッチ、広帯域電圧可変アッテネータなどがあります。IDTのRFデバイスは、携帯電話の4G基地局、ブロードバンド中継局、分散アンテナシステム、マイクロ波バックホール機器といった製品に最適です。