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業界最高効率の15Wワイヤレス給電トランスミッタとレシーバのソリューションを発表

2016年03月02日

WPCのQi規格に準拠し、民生製品/インフラストラクチャの

新たなカテゴリでワイヤレス給電を可能にする新デバイス

IDT ®社は本日、最大15Wの出力を必要とする電子機器向けに包括的な高効率ワイヤレス給電ソリューションを実現する2つの新デバイスを発表しました。コンシューマ製品やインフラの新たな分野へワイヤレス給電を広げるため、この高集積デバイスは、トランスミッタ入力とレシーバ出力との間で86%以上という業界最高レベルの電力変換効率を実現し、システム損失の削減と熱性能を改善しつつ、従来の有線式電力変換アーキテクチャに匹敵する能力を発揮します。

ワイヤレス給電市場では、すでに5W向けや3W向けのIDT製ソリューションが大量のスマートフォンやウェアラブルデバイスで採用されています。WPC(Wireless Power Consortium)のQi規格に対応する今回の最新トランスミッタ/レシーバにより、ワイヤレス給電市場におけるIDTのリーダーシップはさらに強固なものとなります。

新しいP9240AトランスミッタICは、スタンドアロン型のトランスミッタパッドや組み込み家具をはじめとして、空港やホテル、カフェなどのインフラ仕様に最適です。このトランスミッタと連携する P9220レシーバICは、タブレットやファブレット、ミニPC、医療機器、ワイヤレススピーカなど、大電流充電を必要とする製品向けに設計されており、スマートフォンの急速充電にも対応します。トランスミッタICとレシーバICは、どちらも高性能マイクロプロセッサを採用しており、最大限の柔軟性と性能の最適化を実現します。

IDTのコンシューマ製品部門担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャであるDave Shepardは、次のように述べています。「IDTはワイヤレス給電の業界を牽引しており、これまでに最先端のコンシューマ製品を対象に7000万個以上のデバイスを出荷した実績を誇ります。今回、高集積・高出力・高エネルギー効率の新デバイスを導入することで、IDTは、その専門知識と経験を新しいアプリケーション分野に持ち込み、ワイヤレス給電の恩恵を受ける市場を広げます」

P9240AトランスミッタICは、幅広い入力に対応し(4.25~21V)、IDTが独自開発したスルーレート制御により、最適なEMI性能と低消費電力のスタンバイモードを実現します。また、柔軟なP9240Aコアにより、出力レベルのスケーラビリティと性能の最適化が実現します。P9220高集積レシーバICは、アクティブ内部整流器と出力LDOを備えており、主要な通信インタフェースプロトコルをすべてサポートします。P9240AトランスミッタICと同様、P9220レシーバICのコアは、最大限の柔軟性とカスタマイズ性を実現します。

 

P9240Aは5×5mm 40ピンQFNパッケージ、P9220はWLCSPパッケージで提供いたします。

 

IDTのワイヤレス給電

IDTはワイヤレス充電器向けのワイヤレス給電トランスミッタおよびレシーバー・ソリューションにおけるリーダーであり、規格認証済み製品の広範なポートフォリオによって主要な規格とテクノロジーに対応しています。IDTは電磁誘導磁界共鳴いずれのテクノロジーの専門技術においても実績があり、WPC (Wireless Power Consortium)とAirFuel Alliance に理事として積極的に参加しています。IDTは、WPCとPMA(現在はAirFuel Alliance)の両規格に準拠した、業界初のシングルチップ・トランスミッタIC、最高出力のシングルデバイス・レシーバーIC、業界初のデュアルモード・レシーバーICなど、受賞歴のある革新的な製品を数多く発表しています。業界の大手ユーザーはIDTのリーダーシップを高く評価し、次世代ワイヤレス給電ソリューションのシリコン・ベンダーとして当社と提携しています。