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iCoupler®デジタル・アイソレータ新シリーズの提供を開始

2015年10月30日

アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、信号の信頼性、安全性、および高性能を組み合せた、従来よりも更に堅牢なデジタル・アイソレータ・シリーズを発表しました。新しいアイソレータ・デバイスは、ADIの特許技術iCoupler®デジタル・アイソレーション技術に基づいており、医療現場や工場のようにノイズの多い過酷な環境下で動作するアプリケーションに対し、安全なシステム性能の確立を可能にします。

医療技術の進歩により、除細動処置中に有線接続された患者監視装置が中断することなく機能することが要求され、設計の限界を押し上げています。信頼できる医療システムを設計する上で、高電圧の過渡現象は大きな重荷となっています。ADIの堅牢なiCouplerデジタル・アイソレータは、このような環境下においてデータ信号を保護するために、16kVpkでテスト済みの業界最高のサージ保護を特長としており、最大5kVrmsの定格電圧に耐えることができます。さらに、他のデジタル・アイソレータとは異なり、過酷な環境下でも、サイズの大きなフォトカプラをコンパクトなソリューションに置き換えることができます。

工場では、信号の干渉を避けるため、過酷な環境下で動作する高精度なロボット・アームのように、アーク溶接やその他の機器による電気的ノイズから絶縁されていなければなりません。ADIのiCouplerデジタル・アイソレータは優れた雑音排除性を提供し、信号品質を高め、これまでのデジタル・アイソレータ製品を凌駕します。傑出した性能と実証済みのガルバニック絶縁を提供するADIのアイソレーション部品は、これまでに14億チャンネルが出荷され、さらに成長を続けています。このデジタル・アイソレータは、高速のCMOSモノリシック空芯変圧器技術とオン・オフ変調(OOK:オン・オフ・キーイング)アーキテクチャの組合せにより、これまでにない最高の耐ノイズ性能、最小のEMI、および最高のサージ機能を市場に提供します。アナログ・デバイセズでは、複数の製品を生産しており、様々なパッケージおよびチャンネル数のバージョンの提供も予定しています。

iCouplerデジタル・アイソレータの主な特長:

最も安全: 16kVpkベーシックで10kV強化サージ定格保護、5kVrms耐久性、600Vrms動作電圧
最も高速:150Mbpsスループット、13ns max伝搬遅延、100kV/µs CMTI
最も広い電源電圧範囲:1.7Vから5.5V
多用途:1~4個の入力チャンネル、デフォルト状態の選択肢、および入力/出力ディスエーブル、前世代品とピン互換