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日本TI、Wi-Fi機能付きEV向け充電ステーションの 新型リファレンス・デザインを発表

2016年09月01日

家庭向けや公衆向け充電ステーションに、独自のリモート・モニタリング機能や 充電制御機能を追加する機会を構築する、業界初のWi-Fi 対応の EV充電リファレンス・デザイン

日本テキサス・インスツルメンツは、EV(電気自動車)向け充電ステーションに、Wi-Fi®コネクティビティを追加した、業界初のリファレンス・デザインを発表しました。今後、EVの所有者は、Wi-Fiを使い、電気自動車の充電機能のモニタや制御をあらゆる場所からリモートで行うことができるようになり、ホーム・オートメーションから、最寄りの公衆向け充電ステーションの検索まで、幅広い潜在的な使用機会を提供します。このリファレンス・デザインは、Wi-Fi付きEV向け充電ステーション・リファレンス・デザイン・ページからダウンロードできます。

 

バッテリ・テクノロジの進歩と政府の規制緩和の結果、新しい電気自動車の台数が全世界で増加しています。しかし製造各社は、EVをより簡単に充電できるようにするため、より多くの充電ステーションの設置を必要としています。今回発表された新しいリファレンス・デザインは、TIの SimpleLink™ Wi-Fi ワイヤレス・マイコン・テクノロジを搭載していることから、ピーク時以外での充電や、利用可能な充電ステーションの検出や通信などの知的機能を備えた充電ステーションの設計が可能になります。

 

より高速、よりスマートな充電機能を提供 

 
EV向け充電ステーションの幅広い展開を阻む困難の一つは、EVの充電時間が長いことです。このリファレンス・デザインは、家庭内のコンセントと互換性を持つLevel 1 EV充電と、商用のオフィス・ビルなどで利用可能な15~30A以上の高電流での充電が可能なLevel 2 EV充電の両方をサポートしています。Level 2 用充電では、所有者が仕事でEVから離れているような場合に、通常、最大8時間で満充電が可能です。

 

TIでは、今年中に、600V、400Aまでのスケーラビリティを提供し、充電時間を20~30分まで短縮可能な、Level 3 EV直流充電器のリファレンス・デザインを発表する予定です。この充電時間ならば、Wi-Fi対応の充電ステーションを備えたレストランに駐車し、食事をしている間に充電を完了できます。「よりスマートに、より短い充電時間を提供しつつあるEV向け充電ステーション」のブログ記事(英語)をご覧ください。

 

 

EV Charging Station with Wi-Fiリファレンス・デザインの利点

 
・Level 1 とLevel 2 の両方の充電動作を提供

 
・TIの SimpleLink Wi-Fi テクノロジのWi-Fi コネクティビティによって、スマートフォン、タブレット、PCやスマートTVをサポート

 
・最大30 Aの充電電流をサポート、より大型のリレーを使うことで、さらに高電流まで拡張可能

 
・支払い、認証やホーム・オートメーションなどの革新的な設計への拡張が可能

 

 

車両から充電施設まで、革新的な機能を提供

 
TI は、組込用プロセッサやアナログ・テクノロジの包括的な製品ポートフォリオ、実績あるシステムに関した専門知識や、製品の市場投入期間の短縮に集中したリファレンス・デザインなどを供給することで、電気自動車  EV向け充電ステーション の革新を加速します。TIのバッテリー管理、電流計測、電源管理、アナログ・シグナル・チェーンやマイコンなどの製品の進歩の結果、より軽量で、再充電なしでより長い走行距離を提供する電気自動車やハイブリッド自動車が可能になりました。さらに、TIは、これまでになく充電時間が短く、よりスマートな充電ステーションを可能にすることで、EVへの充電をより手軽なものにします。

 

 

TI EV 充電とワイヤレス・コネクティビティ機能に関する情報

 
Level 1とLevel 2 や、新しいLevel 3充電動作に対応した設計向けの、TIのEVSE(電気自動車向けサービス機器)充電ソリューションに関する情報

 
・ブログ記事「Wi-Fiを見逃せない理由: 定着したコネクティビティ」を参照(英語)

 
TIのリファレンス・デザイン・ライブラリからリファレンス・デザインをダウンロード

 

 

 

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