ispLEVER、最初の一歩
最終更新日: 2008-02-05
ここでは、ラティスのFPGA用開発ツールであるispLEVERの使い方について駆け足で説明します。詳細については、ispLEVERに付属するヘルプやWebサイトにあるドキュメントをご参照下さい。
注意: このページの作成には、可能な限り正確さを期しておりますが、実際の動作と不一致な部分や不適切な表現がある場合には、Lattice社から正式に発行されている文書が優先します。このため、Lattice社が正式に公表している最新版の文書をご参照頂けますようお願いいたします。
Project Navigator: ispLEVERの基本インターフェイス
Project NavigatorはispLEVERの基本となるインターフェースです。このProject Navigatorでは様々なファイルを統括して、開発に使用するツールを起動したり、メッセージを出力します。Project Navigatorを起動するには以下のようにします:
スタート > プログラム > Lattice Semiconductor > ispLEVER Project Navigator

新規プロジェクトの作成
新しいプロジェクトを作成するために、FileメニューからNew Projectを選びます。すると、Project Wizardダイアログボックスが

もしもCreate New Projectダイアログボックスが表示された場合、Project Wizardに切り替えるために、以下のようにして下さい:
- Create New Projectダイアログボックスを閉じる。
- Project Navigatorのメニューから、Options > Environmentを選択する。
- Environment Optionsダイアログボックスで、Advancedタブをクリックする。
- Use Project Wizard to Create New Designを選択する。
- OKをクリックする。
Project Wizardでは、以下のような初期値を設定します:
- Project Name: プロジェクトの名前です。
各プロセスで生成されるファイル名もここで指定したプロジェクト名になります。- Location of the files: ファイルを格納する場所を指定します。
- Design language: 使用する言語を指定します。
- Synthesis tool: 使用する合成ツールを指定します。
- Simulator tool: 使用するシミュレーション・ツールを指定します。
- Target device: ターゲットデバイスを指定します。
- Source files: ソース・ファイルを指定します。
また、オプションとして、以下のようなデザインフローを選択することが出来ます。
- I/O Assistant: デザインプロセスの初期の段階で、デバイスのピン配置決定の手助けをしてくれます。
- FreedomChip: LatticeSC/Mデザインを価格低減するデバイスです。追加でライセンスが必要になります。
デザインの入力
回路を記述するために、以下の方法を使用することが出来ます(併用することも出来ます)。
- HDLや回路図を作成する: Source > Newを選択してください。
- HDLや回路図のファイルを取込む: Source > Importを選択してください。
- IPモジュールを追加する: Tools > IPexpressを選択してください。
IPモジュールが生成されたら、それを取込みHDLや回路図モジュールの中でインスタンス化してください。

I/Oの設定やタイミングの設定
Project Navigatorのソース・ウインドウ内でデバイスを選択してください。次に、プロセス・ウインドウ内のDesign Planner(Pre-Map)という文字の上でダブルクリックします。Design Planner(Pre-Map)が起動し、3種類のウインドウが開きます。
ここで、ピン配置を指定することが出来ます。ピン配置の指定には、Package Viewで左側のピンのリストからドラッグ・アンド・ドロップする方法とSpreadSheet Viewで表形式で指定する方法があります。
もしも3種類のウインドウが表示されない場合には、Design Planner ControlウインドウのViewメニューから表示したい形式を選択してください。

最後に、I/Oがデザイン・ルールに適応しているかを調べるために、Tools > PIOS DRCを選択してください。
デザインの生成
Project Navigatorのソース・ウインドウ内でデバイス(
)を選択してください。
次に、プロセス・ウインドウで処理を行いたい項目の文字部分をダブルクリックすることで、処理が上から下へと進みます。
たとえば、MachXOでは、最終的に必要になる書込み用のデータファイルは、JEDECファイルになりますので、ソース・ウインドウ内でデバイスを選択して、プロセス・ウインドウの下のほうにあるJEDEC Fileという文字に上でダブルクリックをすれば、目的のファイルが作成されます。
プロセス・ウインドウの表示は、選択しているデバイスや論理合成ツールなどのほかに、ソース・ウインドウで何を選択しているかにより、表示される内容が変わります。
ここでは例として、デバイスとしてMachXOを選択し、プロセス・ウインドウ内でこのデバイスを選んだ場合のプロセス・ウインドウの表示を示します。

また、ソース・ウインドウで、Verilogのソースリストを選んだ場合のプロセス・ウインドウを以下に示します。

プロセスのメニューを表示するために、プロセスの上で右クリックをしてください。以下のようなコンテキスト・メニューが必要に応じて表示されますので、ここから実行したい処理を選ぶことも出来ます。
