営業の概況

営業の概況

平成22年2月期の業績

 当連結会計年度におけるわが国経済は、2008年に発生した世界同時不況のなか大変厳しい状況からスタートしましたが、緊急経済対策やアジアを中心とする海外経済の回復などにより昨年前半には底を打ったと見られ、年後半にかけて緩やかながら景気は回復しつつあると考えられます。しかし企業の生産も本格回復には至らず、雇用状況の改善も進まないなど厳しい環境も継続しております。
 半導体市場も、この不況により大幅な市場縮小をした後、2009年は回復が始まりましたが、通年では前年を上回らず大幅な減少となり2年連続でマイナス成長となりました。
 このような状況下、業績の大宗を占める単体においては、カーナビ、オーディオなどの民生機器や車載向けなどが期初から回復傾向が見られ、ほぼ通年で順調な推移となりました。一方で主力のFA製造装置や計測器など産業機器向けは年後半から緩やかな回復に転じたものの全般に振るわず、全体では大幅な減収減益となりました。
 連結子会社においては、事務機や情報機器向けでアジア地区子会社の売上が順調に推移しました。国内子会社は単体同様、産業機器向けが振るわず厳しい結果となりました。なお、2009年3月に国内子会社2社を親会社に吸収合併いたしました。
 その結果、当連結会計年度の売上高は295億円(前連結会計年度比27.3%減)、営業利益は12億91百万円(同49.5%減)、経常利益は15億7百万円(同42.5%減)、当期純利益は9億64百万円(同25.6%減)となりました。

平成23年2月期の見通し

 今後の経営環境については、世界同時不況による急激な景気後退は最悪の局面を脱したと見られ、アジアを中心とする海外の経済成長に牽引されて景気は緩やかに回復基調をたどるものと思われます。日本経済の現況も、輸出や生産は持ち直しが続き企業収益に改善の兆しが見られ、個人消費も増勢が維持するなど明るい材料も見えてまいりました。
 半導体市場は、世界半導体市場統計(WSTS)によれば、2010年は世界で前年比12.2%増、2011年には同9.3%増で過去最大の市場規模に到達するとの予測が出ております。
 このような環境下、当社グループの次期見通しとしましては、売上の大宗を占める単体においては主力のFA製造装置や計測器など産業機器市場は企業の設備投資の回復を、民生機器向けや無線通信向けなどでは新案件の貢献により、売上増加を見込んでおります。また子会社においては、アジア地区での売上増加を見込んでおります。
 なお、平成22年8月18日に以下のとおり業績予想修正を発表いたしました。

業績予想(平成22年8月18日発表)

(1)連結
通期
単位:百万円
平成22年
2月期実績
平成23年
2月期予想
増減率
売上高 29,500 43,500 47.5%
営業利益 1,291 3,030 134.5%
経常利益 1,507 3,300 118.8%
当期純利益 964 2,020 109.4%
中間
単位:百万円
平成22年
2月期中間実績
平成23年
2月期中間予想
増減率
売上高 12,633 21,600 71.0%
営業利益 231 1,580 582.3%
経常利益 324 1,770 445.6%
当期純利益 230 1,110 381.4%
(2)単体
通期
単位:百万円
平成22年
2月期実績
平成23年
2月期予想
増減率
売上高 26,097 40,000 53.3%
営業利益 1,091 2,700 147.3%
経常利益 1,366 3,000 119.5%
当期純利益 884 1,810 104.7%
中間
単位:百万円
平成22年
2月期中間実績
平成23年
2月期中間予想
増減率
売上高 11,095 19,800 78.5%
営業利益 162 1,400 761.7%
経常利益 249 1,580 533.1%
当期純利益 190 970 409.4%

(注) 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。